調布店ショールーム

ビスについて 回答編2

こんにちは 施工管理の田中です。  前回につづきましてビスの特徴をお伝えしていきたいと思います。

 

ビスを使う目的で忘れてはならないのは、まず

 

何(取付物)を 何(下地材)に止め付けるのか 

 

ということ。

・取付物とは(主に、ベニヤやボード・アルミ型材等)止め付けたいものですね

・下地材とは(主に 木材 や 軽量鉄骨等 アルミ柱など)の止める相手ですね。

 

2番目のビスはこれ 「コンクリートビス」といいます。

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このビスの先端側はちょっとギザギザ形をしています。角度を変えて見比べると

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これは下地材がコンクリートの時に下穴をあけて打つことができるビスです。

左のギザギザはそのコンクリートに削りながら食い込ませられるように作られています。

右の通常のビスだとハネが滑らかでハネの部分のコンクリートを削ることができず最後まで入れることができないんですね。

 

一般的にコンクリート面に打つビスはこのようにプラスチック製のプラグを入れてビスを打つことが多いです

ですが、そのプラグを入れるひと手間を省いたのがこのコンクリートビスなんですね。

俗に「ノンプラグビス」とか「一発ビス」とも言います。

 

取付側は首がないので主に薄いアルミのアングルや数ミリ程度の薄い板状の物を

取り付けるのに適していますね。

 

 

 次回は3番目のビスについてお伝えしていきます。

今回はこの辺でありがとうございます。  

 


この記事を書いたスタッフ

新築の現場監督(鉄筋コンクリート造・鉄骨造・木造)として8年、リフォームプランナーとして4年積んだ経験を活かして、お客様に安心いただけるリフォームをご提案していきたいと考えております。お気軽にご相談ください。

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