調布店ショールーム
木曜日なので木の話
昨日に続き今日は曜日に合わせて木のお話しを少し。
木と言っても今回は木材の話。
リフォームではいろいろな木材を使います。
木材は大体決まった規格なのですが同じ材料でも職人さんによって呼び方が違ったりします。
一例として
サンジュウヨンジュウ、イーニッサン、ノブチ
これらみんな同じ材料を指しています。
何言ってんの?と思われた方も多いのではないでしょうか。
これは木材の寸法が 30mm×40mm だからサンジュウヨンジュウ (四十三十という人もいます。)
同じように寸法が 一寸二分×一寸三分 でこれがが訛って インニッサン(1213 イチニイチサン)
天井野縁に使う材料だから ノブチ
といったような所からそう呼ばれているようです。
はじめの頃は意味が分からず大工さんと材料の話をするのが大変でした。尺やら寸やら出てきて。
しかも言ってしまうと寸法的には一寸二分は30mmではないんですよね。
だからもう音で覚えるしかないんです。
とある営業マンが大工さんに材料の寸法で「900持ってきて。」と電話で言われ9尺持って行ったなんて笑い話もあります。
このように尺貫法での呼び名が日本の建物には多く使われておりいまだに「ん?」と考えることもありますが日々奮闘しています。
表面に見えない木材の事も興味を持たれたら営業マンに聞いてみて下さい。
意外に盛り上がっちゃうかも。