
調布店ショールーム
ビスについて 回答編1
こんにちは 施工管理の田中です。 前回ビスについての違いをお伝えしまして、今回この写真のビスの特徴をお話ししたいと思います。
ビスを使う目的で忘れてはならないのは、まず
何(取付物)を 何(下地材)に止め付けるのか
ということ。
・取付物とは(主に、ベニヤやボード・アルミ型材等)止め付けたいものですね
・下地材とは(主に 木材 や 軽量鉄骨等 アルミ柱など)の止める相手ですね。
ビスの先端側と皿頭側でそれぞれ役割があり そこに通す部材によってハネの大きさやピッチ形状が異なるんですね。
大工さんから言われる「ビスを持ってきて」に対して、
「どんな部材を」 「何の相手に」を聞かないとわからない。
ということがわかると思います。
まず一つ目のビス
よく言うコーススレッドと言いますが、、、
まずこのビスの「先端部分」はハネが大きくピッチも他と比べて広いですね
例えばこんな比較です
上の方が羽の大きさやピッチが大きいですね。
ここに適した下地材は軸となる木材(根太や間柱)や板状のベニヤ等で、比較的柔らかい「木材」として作られていることが多いです。
逆に、羽の大きさやピッチが小さいものに適した下地材は アルミ材や鉄骨ということが多いです。
そして、ビスの「頭部分」というと、首の部分が長いですね。ここに適した取付物というのが、比較的厚みのある木材や板状のベニヤ等になります。
余談ですが、ここで大事なのが「首の部分」
ここの長さによって、取付られるものが違ってきます。 短いときは、ベニヤや、薄い板状の物 長いときは、木材同士や厚手の板等が止められます。
1つ目で結構長くなってしまったので今回はこの辺でありがとうございます。