
調布店ショールーム
フルスケルトン工事
こんにちは 施工管理の田中です。
3月に入ってから木造のフルスケルトン工事を行っています。
スケルトン(骨組み)といっても、内部とサッシだけとかが結構ありましたが
今回は屋根を残してほぼスケルトンとなっています。
しかも隣り合わせで2棟おこなっています。!!
いま解体工事が終わってこの建物が
スケルトンにしてこんな感じになっています。
片方は、築40年程度なのに対しもう片方は築50年越えです。
せっかくなのでその違いを紹介します。
まずは築40年程度
土台の下の基礎は立ち上がりがある程度ありますね。
建物の中ほどにも基礎が通っていて、しっかりした造りになっています。
上を見上げると、梁や桁が回っています。梁も梁せいのあるものもいくつか向けられます。
そして築50年程度の建物になると
基礎の高さが低くなっていますね、土と土台が近いこともあり
腐れの部分は交換したり、今後の水の対策も考えなければなりません。
また、中ほどには基礎ではなく束石のようなもので土台を支えていますね。
前の建物よりも柱や梁が黒ずんでいますが、真壁の和室で作られていたので
少し焼けている感じです。柱の間隔は、1間離しているものが多いですね
躯体少し細くなっているもののしっかりと組まれていますが、梁は真四角が多いですね
どちらも金物などの取付はなかった時代です。当時はこれでも建てられていたので、
現代の建物は相当に強くなったのだと感じます。
年数の違いで、建方や使われる材料も違っていてとても興味深いですね。
今後この2棟についてまた気付いたところがありましたらお伝えしていきたいと思います。
今回はこの辺でありがとうございます。